Posted by Tatsuo NAKAMURA on Wednesday, September 05, 2007

 幼少期を札幌と小樽で過ごした経験を有するためか、それとも、単に気候が良いだけなのか。 今日、8年ぶりに札幌に到着して以来、とても心地よい気持ちでいられたのが不思議だった。 市内を車でまわってみると、ほどよい気温と適度な湿度の風が身体を包むように流れてゆき、懐かしさも手伝って、ふるさとにでも帰ってきたような感覚が頭から離れない。

 おそらく、東京のど真ん中、それも、いま日本で一番賑やかな地域の一つである港区六本木周辺に事務所を構えていると、札幌の町並み、気候、自然(とくに森林)のすべてが、癒し効果を発しているのだと思う。 札幌の関係者には失礼ながら、札幌にはとりたてて巨大なショッピングモールや、全国に誇れる娯楽施設や文化施設があるわけではない。しかし、通は、藻岩山、旭山公園、丸山、大倉山のジャンプ台といった山間の雰囲気を楽しめれば、充分だと認識している。

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藻岩山から一望する札幌市街

 これだけの自然環境を有していながら、なぜ、活性化に繋がらないのか。 北海道全体の人口の大半が札幌市と周辺の町に集中していることから、この地域の活性化は、そのまま北海道経済の原動力になる。

 そうは言いながら、北海道に多少の縁のある自分でさえ、8年ぶりに訪れる有様であるから、根は深刻なんであろう。ビジネスを行うに際して、物理的、空間的制約がとりはらわれるか、大幅に軽減されるなら、北海道の魅力がうちかって、再び人々とビジネスを呼び込むことが可能になるはずだ。いまはそう願ってやまない。